言葉は武器である 3
このようにつきつけられる問題を的確に捉えるために絶対に必要な力とは、常になにごとに対しても、より大きな全体から部分を捉える姿勢であり能力です。
あらゆる人間が問題に直面するとき、次の三つのアプローチ、捉え方があいます。
・部分から全体へ (推理型)
・部分から部分へ (現象追随型)
・全体から部分へ (リーダー型)
部分から全体へというアプローチの代表はベテラン刑事です。
犯行現場のちょっとした部分を鋭く捉え、これが、怨恨か流しの犯行か、プロかアマかを判断し、犯罪の全体像を明らかにするのです。
一般に推理といわれるアプローチです。
このためには頭の訓練もさることながら、現実的な体験と場数を踏むことが何より大切です。
これは社長になって退任するまでに現実から学ぶことのほうがより有効であることを示しています。
体験もなくこれを不用意にやると、俗にいう「下司の勘ぐり」になり、とんでもない一人よがりの推理になってしまいます。