言葉は武器である 4
部分から部分へとは、いわゆる大衆といわれる人々の日常生活にみられるものごとに対する姿勢です。
目の前の現象に目を奪われ振りまわされるタイプです。
全体から部分へとは、つきつけられている目前の問題や現象の背後にある全体を捉えてから、目前の問題や現象のもつ意味を捉える姿勢としてのアプローチです。
以上の三つのうち、リーダーにもっともあってはいけないのが、二番目の部分から部分しか捉えられないタイプです。
つまり、常に部分に鋭く、その部分は全体につながらないのです。
いま、現在自分が立っている足元のことはわかっても、その全体の地形と自分の居る場所が捉えられず、どちらに歩き出すべきかわからなくなるのです。
投手出身の監督に名監督がいないのは、投手は、試合の流れや勝負のポイント等を意識することのないポジションだからです。
バッテリーという部分だけを見ているのです。