言葉は武器である 6
部分から全体へ、部分から部分へ、全体から部分へという三つのアプローチは、いずれも判断をくだすための基本的姿勢です。
大切なのは、的確な判断を現実の問題に対してくだすことであり、問題やトラブルを解決する力です。
そのためには、判断とは具体的にはどんなことをやり、どんなことをすることかを明確につかんでおくことが大切です。
判断力とは現実的には次の二つのことを的確にやる力です。
・つきつけられている複数の問題のランクづけの力
・問題の前に立ちふさがるネック(生涯)のランクづけの力
ポストが上になり、トップになると、常に二つ以上の問題が同時につきつけられます。
たとえば、主力銀行から、大事な仕入先から、大事な売り込み先から、社内のある部門から、労働組合から、同業他社から、地域から、社員の交通事故、犯罪、使い込み、その他、順番にではなく、同時に起きてくるのです。
こんなとき、どの問題が最重要でどれがあとまわしかが、問題のランクづけなのです。